準抗告の勝率

裁判官が検察官からの勾留請求を認め、勾留決定がされてしまっても、弁護人はこれに対して準抗告という形式の不服申立てができます。

令和2年の司法統計によれば、全国で1年間に申し立てられた準抗告の数が15347件で、そのうち認められたのは2906件なので、成功率は18.93%です。

令和元年の司法統計によれば、14643件のうち2834件で認められているので、成功率は19.35%です

したがって、全国的な最近の成功率は概ね2割弱というところでしょう。

私の成功率は、少なくともその3倍以上の高い数字ですし、令和3年から令和4年にかけて6件連続で成功したこともあります。

2割の事象を6回連続成功させる確率は、0.2の6乗になりますから、わずか0.0064%です。

まあ、控えめに言って奇跡ですよね。

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